プロフィール
カタルシス馬券師 濱田
令和に彗星のごとく現れた馬券師。その名は「カタルシス馬券師 濱田」。長い競馬歴で培われた魅せる馬券、そして全ての馬券結果を受け止めるカタルシス。日々、ジェットコースターのように刺激的なレースが数多く行われる公営ギャンブルを、楽しみ、落胆し、歓喜し、仲間とその一瞬の輝きを分かち合える。そんな競馬予想を公開しています。「これを見れば100%勝てる!」なんて大口は叩けません。競馬の勝ち組は良くて8%です。ただし諦めてもいません!その8%に入れるように日々研究を続けています。馬券を購入した92%の人間が負け組になる、「見える地雷」なのは分かっていますが、そんな中でも皆さんと楽しんでいければと思います。
私の予想スタイルは「特にコレ!」といったものはございません。日々の競馬を予想し、なぜこの決着で決まったのか!?を日々書き留めています。競馬を続けていると馬柱を見た時に「あれ?この馬、印が付いてないけど馬券になりそう」と思ったことはありませんか?そしてその馬が複勝圏内に飛び込んでくる。そんな予知夢を見たような経験に誰しもが数回は出会っていると思います。この現象は何かというと、過去の記憶です。過去の競馬競争で穴馬が馬券になった時に、何でこの馬が来たのか馬柱を見返して脳に記録していた記憶が穴馬を見つける手伝いをしたのです。ただ、どこかに書き記していたわけではないので、曖昧な記憶としてだけ存在し、確信の無い「直感」だと思いこんでしまうのです。せっかく蓄積された競馬のデータを確信の無い「直感」のままにしてしまうのはとても勿体無いことです。競馬をして気付いたことは少しづつでも自分の記憶以外の媒体に記録していくことをお勧めします。
私は競馬を楽しみ、そして少しでも的中率を上げたいために、日々研究もして予想を公開していますが、馬券の的中はぼぼ運だと思っています。そのため、軸馬を決めたら馬券種は問わずに総流しの馬券がほとんどです。的中してもトリガミが多いですが「運良く高配当が当たった♪」でいいと思います。また「なんで予想を売るの」とのご質問を多くいただきますが綺麗事なんて一切ありません。「自分の時間を多く費やした物事がお金になって返ってくるのは純粋に嬉しい!」この一点に限ります。そこに付随して、予想を褒められた時の喜びや、SNS等でいいねされた時の高揚感はもちろん少なくありません。しかし、核となる部分は上記で述べた通りです。
馬券を購入する上で必ず守ること
1.一ヶ月(年間)の馬券購入金額を決める!
一ヶ月で馬券を購入出来る金額を各自設定してください。金額を設定したらやるべき事は一つです。絶対に決めた金額以上は使わないでください。因みに私は月10,000円(年12万円)です。設定の際に注意することは、私生活を切り詰める金額設定をしないことです。
2.馬券を購入
一ヶ月の馬券購入金額内で馬券を購入しましょう。
注意して頂きたいのが、馬券が的中しても不的中でも、一ヶ月で馬券に使える購入金額に変わりはない、というところです。
例・月1万円設定の場合)1.0倍の複勝に10,000円賭けて的中すると手元に10,000円戻ります。10,000円戻ってきたので次のレースも10,000円以内ならば購入可能、は間違いです。
一度設定金額を使ったら、そこで当月の馬券購入は終了です。
さらに月1万円設定の場合、年間にすると年間馬券購入金額は12万円になります。払い戻し金額を足していき、払い戻し金額が12万円を越えた時点で、当年の馬券購入は終了してください。例えば1月1日の競馬で120,010円の払い戻しを手に入れたら、その年の馬券購入は終了です。これは絶対に徹底してください。
皆さん、競馬を楽しんでいますか!競馬って面白いですよね!
中央競馬だけでも、毎週新しく強い馬が出てきたり、若手のジョッキーが重賞に勝ったり、とんでもない配当の3連単が飛び出したりと、まるでジェットコースターのように目まぐるしく展開されていく競馬の世界。
競馬を好きになると週末が待ち遠しくなり、平日もG1開催週ともなればウキウキ気分にもなるのですが、決してのめり込んではいけません!
いわゆる「ギャンブル依存症」というヤツです。
「わたしは依存症になんかなんないよ!」って思っているあなた!ギャンブル依存症にはアッサリなります!
確かに個人差はあると思いますが、いとも簡単にギャンブル依存症という沼に人はハマります。
何を隠そう、私もギャンブル依存症だったからです。
そんな私が、どのようにしてギャンブル依存症から抜け出したのかを、ここに綴って行こうと思います。
「これを読めば必ずギャンブル依存症が治る」と、言うものではありません。あくまで「こうやって回復した人もいます」と言うサンプル的な感じで受け止めていただければと思います。
ギャンブル依存症の症状
どのようになっていたらギャンブル依存症なのか?
私の実体験を元に、ザックリとその症状を書いていきます。一つでも当てはまったら間違いなくギャンブル依存症です。※馬券依存症に関して
1,他の人が賭けていると自分も買いたくなる
競馬で馬券を購入していなかった頃を思い出してください。誰か近くの人が馬券を購入しているのを見て馬券を買いたくなりましたか?恐らくなんとも思わなかったことでしょう。TVの競馬番組でコメンテーターが買い目を発表している姿を見て、ムズムズしていたらそれは間違いなくギャンブル依存症です。
2,生活費を切り詰める
「一食我慢すれば、あのレースに賭けられる!」という思考・行動に出ていたらギャンブル依存症です。明らかに通常の生活を脅かしています。
3、的中した未来しか見えていない
馬券の的中率は良くて8%だと言われています。しかもその8%の中には的中してもマイナス収支になる「トリガミ」も含まれています。そんなに低い的中率なのにも関わらず「当たる未来」しか見えていない場合はギャンブル依存症です。
実体験からザックリと3つ上げさせていただきました。
上記のような症状になる前に自ら気付ければ問題なのですが、まず間違いなく気付けません。私は借金を200万円背負ってからやっと気付いたほどです。それでもギャンブル依存症の中では軽症の方と言っていいでしょう。
ギャンブル依存症を脱却するには
それでは私の実体験から、どのようにギャンブル依存症から脱出したのかをお伝えしていきます。
まず始めに色々とお伝えする前に、私も100%ギャンブル依存症から脱出できていません。競馬に関する予想や文章をこの場所を借りて書いているように、競馬は頭から離れない出来事として、今も根強く脳にこびりついているままです。
しかし、ギャンブル依存症による金銭面の回復には成功しました。それはとても大きな成功と言っていいと思います。医学的な知識や、セラピーなどに関する知識など一切持ち合わせていない私ですが、下記のギャンブル依存症克服方法がお役になれば幸いです。
1,コップ1杯の水を飲む
ギャンブル依存症に何の関係があるんだ!?と、思いますが一度試してみてください。寝起きに1杯。お昼に1杯。お風呂上がりに1杯。たった一日に3回、コップ1杯の水を飲むだけで、頭がスッキリしはじめ、さらに体調も良くなります。なぜかはわかりませんが、とても良くなります!まずはじめに、コップ1杯の水を飲むところからはじめてください。
2,足元に物を置かない
ギャンブルにのめり込むと私生活のどこかがちょっとづつ狂っていきます。その一つが片付けだと思います。あなたの部屋の床に、余分な物が置かれていませんか?脱ぎ捨てられた衣服、食料品、ゴミなど、置かれたままになっていませんか?
脱いだ衣服は→洗濯機へ
食料品は→冷蔵庫や棚へ
ゴミは→ゴミ箱へ
この、普通は考えなくても出来ていることが出来なくなってしまっているかもしれません。出来なくなってしまっていたら、床に置かれている物を通常の場所に戻してみましょう!
3,机やテーブルの上を拭く
3日に一回程度で大丈夫です。ウェットティッシュで机やテーブルの上を拭いてみてください。続けることでゆっくりとですが余分なものがわかってきて、机やテーブルの上が綺麗になっていきます。
一気に片付けようとしないでください。大丈夫です、徐々に勝手にキレイになっていきます。
4,シャワーを浴びる
どんなに忙しくて疲れていようが、毎日シャワーを浴びてください。ビックリするぐらい精神が安定します。人それぞれだと思いますが、私は朝・夜の2回シャワーを浴びると精神がリセットされ全ての作業が捗ります。
5,二時間前に起床
起きてから家を出る二時間前に起床してみましょう!早く起床することで、「今日自分は何をするのか」「今日自分は何をすべきなのか」がハッキリとわかってきます。
さて、本題です
「ここまでの説明でお金の話が一切出てこないじゃないか!!」と、思っている方が多いと思います。
わたしの実体験からギャンブル依存症からくるお金の制御方法なんていうのは二の次の話で、まずは生活環境を整えるのが一番だと確信しています!
まずは日本人として基本的な生活環境を取り戻しましょう!
そして文末の方で述べるのもなんですが、私がギャンブル依存症により、狂った金銭感覚を取り戻すまで10年を費やしています。簡単に治るものではないですが、意識して生活していけば必ず戻ります!
金銭感覚を取り戻す上で私が一番厄介だと感じたのは「競馬仲間の存在です」。
どのように厄介なのかと言うと、競馬仲間が悪いわけではなく、競馬仲間に対する自分の腐ったプライドです。
例えば、複勝1.1倍の馬券、一点100円で買い的中したとします。1点で的中させ、さらに10円の儲けが出ているのでそれは素晴らしいことです。その事をあなたは競馬仲間に「やった!的中したぜっ!」と言えますか?
上のセリフを言えない方は間違いなく「腐ったプライド」を持っています。
そんなくだらないプライドは今すぐ捨ててしまいましょう!
競馬仲間がいない人はどうしたらいいのか?そんな方は、まず今日競馬で使おうとしている金額を通販サイトで利用すると何が買えるのか。小一時間インターネットでウィンドウショッピングを楽しんでみましょう。または旅行サイトを覗いてみて、馬券に使う金額でどこに旅行にいけるのか覗いてみましょう。
そこにはあなたが忘れかけていた、競馬とはまた違った楽しみが必ず待っています。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで書いていてなんですが、見ていただければ分かる通り、私は競馬予想を有料で販売しています。ギャンブル依存症を脱却しようと言っていて、予想を販売とかかなり矛盾してますよね。
私自身、馬券はほぼ購入せずに真剣に予想だけをするというところで購入欲を抑制しています。
こんな私ですが、今後もみなさんと長くお付き合いできたら嬉しいです。
おまけ
私に競馬を教えてくれた友人は、私より30歳も年上の方で既に他界しております。
その友人が私に教えてくれたことは、八百長が競馬有ると仮定した場合において
馬券内に来ないは出来るが、馬券内に来るは出来ない
上の事は絶対だと言っていました。
私を含めてなのですが、世の中の競馬予想のほとんどは「この馬が来る!」というものになっています。
しかし、八百長などを含めた競馬予想を提供するならば「この馬は来ない!」という予想を出している予想家の方が、実は予想の世界において真実に近づいている予想家なのかもしれません。
著者:カタルシス馬券師 濱田