
この作品の評価は。
「面白さ 10点」です!
それでは以下、当作品の情報をお楽しみください。
あらすじやストーリーの展開について
オーストラリア沖でICROの調査船が座礁し、気象研究員のジャックが乗組員15名の変わり果てた姿と、船内の水浸し状態を目撃する。調査した気象データにより、皆既日食の影響でオゾン層に穴が開き、マイナス70度の超低温大気が地表に降り注ぎ始めていたことが判明する。ジャックは未曾有の事態を関係各所に通達するが、上層部は事態を軽視しており、町は冷気に包まれていく。そんな中、連絡がつかなかった娘のナオミが友人たちとビーチにいることが判明し、ジャックは現場へ急行するが、そこは白い氷霧に覆われた世界だった。
主演はマイケル・シャンクスで、監督はブライアン・トレンチャード=スミス。
登場人物やキャストについて
製作年 | 2010年 |
---|---|
製作国 | カナダ、オーストラリア |
上映時間 | 92分 |
ジャンル | アクション |
監督 | ブライアン・トレンチャード=スミス |
脚本 | ジェイソン・ボルク |
出演者 | マイケル・シャンクス アレクサンドラ・デイヴィーズ ブルース・デイヴィソン インディアナ・エヴァンズ |
映像楽しミンのレビュー

面白さ 10点
さあ、これから人類を襲う未曾有の自然大災害が起こるぞー!
と、いうまでの流れは文句のつけようがないくらいスムーズで、そこまでに登場してくる主要キャラクターたちの魅せ方も素晴らしい。が…
いざ、超自然現象(超低温大気)が襲ってくると、それは
ただのドライアスから出ている白い煙にしか見えない優しい冷気…
空から降ってくる超低温(マイナス90度ぐらい)の氷霧に触れると、人間は即死するという設定なのだが、その映像表現があまりにも幼稚。冒頭のドキドキ感を含め、そのシーンを観たら一瞬で心が冷めてしまうデキ。
さらに、その氷霧は軍艦の内部まで一瞬で凍結させる殺傷能力を持っているが、なぜか街にある普通の薬局の中に避難していた人間が飄々と生きていたり、主要キャラクターが避難している建物には、ほぼ被害なしで、焚き火にあたって余裕で過ごしている始末…。
もっと言うと、まだ氷霧に襲われているのにも関わらず、主人公が「今なら外はマイナス50度ぐらいになっているから大丈夫」という、なんの根拠もないまま外に出て、車で目的地に向かうなど、人類が死滅するような未曾有の災害を一瞬であざ笑う行動には開いた口が塞がらない。
終始さまざまなツッコミシーンは多いものの、氷霧の表現さえ脳内変換でリアルにすることができれば面白く視聴できるパニック映画なので、時間のある人は観てみてもいいだろう。

↓の動画視聴サイトから、ぜひ「サイレント・ワールド 地球氷結」を、視聴してみてください!
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