どんな作品?
「リベンジ・リスト」から復讐の風が吹く!ジョン・トラボルタ主演、失業中の整備工が妻の死の真相を究明しながら復讐に挑む壮絶なアクション劇!
『リベンジ・リスト』は2016年に公開されたアメリカのアクションスリラー映画であり、ジョン・トラボルタが主演しています。物語は失業中の自動車整備工のスタンリー・ヒルが妻を失ってからの復讐劇を描いています。スタンリーは元工作員であり、彼の仲間デニスと協力して犯人たちに復讐をすすめます。スタンリーが妻の死の真相を究明すると、彼女はメザーブ州知事からの調査に拒否していたことが原因で殺されたことが判明します。スタンリーはその場に現れた刑事たちを返り討ちにし、メザーブ州知事の邸宅に侵入するが…。
映像楽しミンのレビュー
弱い主人公と拍子抜けな結末が印象を残す『リベンジ・リスト』

面白さ 14点
かつて、数々の殺しを請け負ってきた特殊部隊の元工作員ならば、もっと強くなくてはならないし、こういった作品ではある程度主人公が無双状態でないと面白くならない。
この作品での主人公の強さは一般的に収まっており、爽快感はゼロに近い。
ひっそりと狙っていたチンピラのターゲットには直ぐに気配を悟られたり、
敵にすぐに追い込まれたり、
戦闘経験の乏しそうな年配との戦闘で力が同等だったりと、とにかく有能な人物に描かれていない。
そもそも、数々の殺しを請け負ってきた特殊部隊の元工作員ならば、
この物語のキッカケとなるチンピラにあそこまで負けない。
襲ってきたのがプロの殺し屋設定ならまだしも、不意を付かれたとは言え、チンピラにあっさり負けるのはいただけないし、そこまで不意をついた攻撃でもなかったのも致命的。
復讐に燃える展開はいいのだが、悲壮感が殆どない状態での復讐劇に突入し、ドキドキ感も殆どない。
更にラストには、なにやら陽気な雰囲気が漂った終わり方で拍子抜け感も満載。
主演のジョン・トラボルタが好きだという人は観てもいいが、それ以外の人にはおすすめできない作品となっている。
この映画の総評は?
復讐の新しい風!ジョン・トラボルタ主演の「リベンジ・アクション」、ビールとともに最高のエンターテイメント!
このリベンジ・アクション映画はジョン・トラボルタ主演で、監督はチャック・ラッセル氏が担当しています。主人公のスタンリー・ヒルは、自動車工場で工場長を務め、妻と家族と幸せに暮らしていました。しかし、妻を愛するスタンリーの平穏は一夜にして壊れます。妻が強盗に襲われて殺害されたのです。犯人は逮捕されましたが、ギャングと関わっていたためアッサリ釈放されてしまいます。
スタンリーは復讐を志し、以前の仲間デニスに協力を求めます。スタンリーは元特殊工作員で殺しのプロです。彼らはバイオレンス捜査を行い、犯人に迫りますが、この事件には大きな陰謀が隠されていることが判明します。
この映画は、おなじみのような復讐ストーリーとなっていますが、2010年代の映画とは思えないほど新しい捻りがありません。主人公の復讐心が残された家族に対する配慮不足に驚かされます。
また、映画を観た際にはビールを飲みながら楽しめると言われています。B級映画と言われていますが、結果的には当たりだったという意見もあります。全体的には、簡単に楽しめると評判です。
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