【面白さ 47点】ザ・ウォード 監禁病棟

ザ・ウォード 監禁病棟 映画

どんな作品?

監禁された病棟で見えない人の恐怖、『ザ・ウォード』があなたを襲う

『ザ・ウォード/監禁病棟』は、ジョン・カーペンター監督によるホラー映画で、2010年にトロント国際映画祭で上映され、2011年に一般公開された。

主人公のクリステンは火事現場で放火の疑いから精神病院に監禁され、他の4人とともに奥の監禁病棟に隔離される。クリステンは自分は病気ではないと思い、その夜見えない人の気配を感じるとともに、他の4人が襲われ姿を消すことに気づく。クリステンはゾーイと脱走を試み、アリスの亡霊と戦うが…。

映像楽しミンのレビュー

「病院の廃墟」「山奥の診療所」「監禁病棟」…これらのワードだけでビビってしまう方も、必見!純粋に物語に入り込んでいくことができるホラー映画

ザ・ウォード 監禁病棟

面白さ 47点

廃墟の病院とか、山奥の診療所とか、監禁病棟とか、そういったワードだけでちょっぴりビビってしまうかたなら、ほぼ間違いなくホラー映画として楽しめる作品。

冒頭からほとんど何の説明もなく物語は進んでいくが、置いてきぼり感はほぼ無く、純粋に物語に入っていくことができる。

後半になっていくと徐々に判明していくのだが、現実と妄想の世界が入り混じっており、どこが妄想でどこが現実化がいい塩梅で分かりづらくなっており、さらにドキドキ感を加速させる。

ホラー映画なので、もちろん怨霊的なモノと戦ったり、仲間がやられたりと、王道を突っ走る流れだが、

ただ、意味の分からない怨霊に殺されそうになっているのではなく

ちゃんと意味のある怨霊と戦っている

という部分にこの映画の醍醐味がある!

最終局面を迎えて「おぉ、そういうことだったのか!?」と、思う人も少なくないだろう。

ホラー映画ながら、後味は良い部類の作品と言えるだろう。

この映画の総評は?

予想を裏切る驚きと期待の損失。家でのデートにも向いた映画。ジョン・カーペンター監督による流石のホラーと不安定なミステリー

この映画は、観た人によっては面白いという人もいれば退屈だという人もいるでしょう。それは予想を裏切る展開で驚きもありましたが、最後に対する期待損もありました。恐ろしい・グロい・難しいといった特別大きな要素はないため、家でのデートや泊まり会には向いている作品かもしれません。また、監督がジョン・カーペンターでありホラー要素は流石ですが、ミステリー要素に関しては描き方が弱かったと感じられる映画でした。

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本ページの情報は2023年1月時点のものです。最新の配信状況は(U-NEXT・DMM・ABEMA)各サイトにてご確認ください。

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