どんな作品?
アメリカのホラー映画、聴覚障害の少女の奇跡を巡る物語
『アンホーリー 忌まわしき聖地』は2021年のアメリカのホラー映画で、聴覚障害を持つ少女が急に耳が聞こえるようになり、それに関わる不吉な出来事を調査するジャーナリストの物語である。
原作は1983年に発表された小説『奇跡の聖堂』で、監督は脚本家のエヴァン・スピリオトポウロス。ジェフリー・ディーン・モーガンやクリケット・ブラウンが出演している。
物語は、聖母マリアのお陰で声が出せるようになった少女の奇跡をめぐり、超常現象に懐疑的なジャーナリストや地元住民、カトリック教会が注目する中で、隠された秘密が明らかになるという展開がある。
映像楽しミンのレビュー
ビクッとはするけど、忘れちゃう王道ホラー

面白さ 31点
物語導入部分から物語の最後まで、そこそこ飽きさせない作りになっていて映画としては成立しているのだが、
あまりにも王道過ぎて記憶に残らない作品
となっている。
ホラー映画ということもあり、作中で視聴者の体をビクつかせるシーンも何箇所かありいいのだが、悪霊を退治する側にいる司教や司祭があっさりと負けているのにもかかわらず、主人公である何の変哲もない記者が抵抗して生き残るなど、違和感を感じるシーンも少なくなく、胸にちょっとしたしこりを残したまま視聴することになる。
また、最終局面でボス敵でもある力を持っている悪霊が「そのちょんぼは無くないか…」という悪手で自滅するのは、ほとんどの人が納得しない部分だろう。
悪霊の描き方に関しても、国内外問わず四つん這いでカクカクした動きで表現するのはそろそろ卒業したほうがいいのではないかと切実に思う。
色々と気になる部分はある作品だが、時間つぶしには問題ない作品となっている。
この映画の総評は?
「宗教に興味がある方も必見!」緻密なストーリーで高評価の映画。ホラー苦手でも安心、かわいいアリス役のクリケットブラウンも要注目!
ホラーが苦手な人でも、この映画は観られたという声が多い作品です。宗教に関するフィクションやノンフィクションには興味がある方から、この映画に高評価を与えられています。
ストーリーは緻密に作り込まれており良かったが、ただ、ホラー要素は正直微妙であった。それでも、アリス役のクリケットブラウンは可愛く、要チェックである。彼女の他の出演作品も見てみたいと思わせる作品。
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