どんな作品?
「クローバーフィールド・ユニバース」の一環となるSF・サスペンス映画
「10 クローバーフィールド・レーン」は、2016年に公開されたSF・サスペンス映画であり、前作「クローバーフィールド/HAKAISHA」とは内容に直接の繋がりはないが、同じ「クローバーフィールド・ユニバース」の一部であるとされる。
物語は、服飾デザイナー志望のミシェルが事故によって地下シェルターに監禁され、そこでハワードとエメットという男たちと出会い、外の世界で何が起こっているのかを知るというものである。前作同様、巨大企業「タグルアト社」の存在や、仮想企業サイトがファン向けのバイラルメディアとしての役割を担っている。
映像楽しミンのレビュー
シェルターの外で何が起こっているのか?想像を超える未知の世界が待っている!

面白さ 30点
シェルターの外では、本当に未曾有の大災害などがおきているのだろうか!?
という部分が作品の9割を占める。
パッケージなどに宇宙戦艦が描かれており、地球外生命体に襲われているのか!?など、様々な憶測が脳内を駆け巡る作りは秀逸。
最後まで誰の選択が正解なのかや、本当にシェルターの管理者はサイコパスなのかなど、可能性がいっぱいに広がっていてたのしいのだが、
やや、風呂敷を広げすぎた感は否めない。
ほとんどの部分で謎は解明されないままラストを迎える。その作りが面白いといえば面白いのだが、消化不慮すぎるラストには拍手は出来ない。
つまらないか、おもしろいか、の二択ならば「面白い」作品になるので、未視聴の方は一度この映画に触れてみてもいいだろう。
この映画の総評は?
『クローバーフィールド』を観ていなくても楽しめる!予想外の急展開に驚愕!怖いオジサンとヒロインの行動力が光る密室スリラー!
「クローバーフィールド」を観ていなくても問題なく観られる映画で、最初は変質者の監禁物のサスペンスかと思ったが、後半の急展開に予想を裏切られたという。
物語は前作の逃走パニックから密室スリラーに変わり、怖いオジサンの存在や、ヒロインの行動力にも注目が集まる。映画には前作との直接的な繋がりはないが、共通ポイントがあり、物語の謎は解決しないままに終わる。
全体的には良い出来だが、タイトルに騙されてしまい、賛否両論があるとのこと。また、ラスト20分の怒涛の転換が面白かったと評価されている。これは3作目も観たいという声もある。
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