どんな作品?
カプコンの名作ゲームを映画化!ミラ・ジョヴォヴィッチ主演『モンスターハンター』は、圧倒的なアクションと迫力の映像で贈る、大スケールファンタジー映画!
「モンスターハンター」は、カプコンの同名のゲームシリーズを基にしたポール・W・S・アンダーソンが製作・脚本・監督を務めた2020年の映画で、ミラ・ジョヴォヴィッチが監督と主演を務め、トニー・ジャー、ティップ・“T.I.”・ハリス、ミーガン・グッド、ディエゴ・ボネータ、ジョシュ・ヘルマン、ジン・アウヨン(英語版)、ロン・パールマンが出演しています。この映画は、ポール・W・S・アンダーソンによって2012年から構想され、2018年10月にカプコンから正式に発表され、2018年10月5日に主要撮影が開始され、2018年12月19日に終了しました。全米では2020年12月に公開され、日本では2021年3月26日に公開されましたが、予算6,000万ドルに対して全世界で3,100万ドルの興行収入に留まり、評価は賛否両論で、アクションシーンや視覚効果については評価されたものの、脚本や演出、編集については批判されています。
物語は、多様なモンスターと共存する新世界で、ハンターは船が襲われ、チームと離れ離れになってしまいます。現実の世界で、アメリカ陸軍のナタリー・アルテミス大尉と国連のセキュリティチームが、砂漠で行方不明になった兵士のチームを捜索していたところ、新世界に引きずり込まれます。そこで彼らは、モンスターに襲われます。アルテミスは生存者たちと出会い、ハンターとも出会います。二人は、ディアブロスを殺すことでスカイタワーにたどり着くことができると知り、共同作戦を決行します。最終的に、アルテミスは自分の世界に戻るものの、ポータルは閉鎖され、ハンターの世界に戻れなくなります。
映像楽しミンのレビュー
現代兵器は効かない?!観る価値なしの映画『モンスターハンター』

面白さ 9点
ゲームは未プレイで世界観などが薄っすらとしかわからないが、それを加味しても
まったく見どころの無い作品だった。
現代とモンスターのいる世界がゲートで繋がり、モンスターのいる世界で現代人(兵士)が奮闘するのだが、モンスターには現代兵器(銃など)はほとんど効かないのに、モンスター世界の妙な武器は効きまくる設定に、う~ん…。
主人公格の二人は生きていた世界が異なるため、言葉が通じないのはわかるが、それが終盤まで続くとかなりうんざり…。
言葉が通じないなりにジェスチャーをふんだんに使い打ち解けあっていくのだが、その打ち解けるシーンがどれも謎。それで一体何をうちとけあったんだ?と思う場面ばかり。
そして何より、モンスターのいる世界には、所狭しとすべての場所にモンスターが存在するので、一歩でも寝床を出ればモンスターと遭遇する羽目になり、しかたなく戦闘するしかない感じで戦っている。
少なくとも題名にあるハンターではない。
この映画の総評は?
期待と現実のギャップ!モンスターハンターゲームのファンが感じた異なる世界観の映画
モンスターハンターゲームのファンは、映画公開を心待ちにしていました。しかし、実際に観てみると、ゲームとはまったく異なる作品であることがわかりました。
映画のストーリーは単純で、モンスターの世界に迷い込んだ現代人たちが、生き残るために戦いながらゲートを封鎖するというものです。深い内容やメッセージはないと感じましたが、映像やアクションシーンは見応えがあり、特にモンスターたちのCG表現はリアルで迫力がありました。
主演のミラ・ジョヴォヴィッチのアクションシーンも見どころの一つでしたが、作品全体としては、キャラクターの掘り下げや演技、脚本などに課題があると感じました。また、ゲームのファンからすると、作品の世界観や設定が異なるため、違和感を覚える場面もあり。
総合的に見ると、モンスターハンターの映画は、アクションや映像に注力したスペクタクルな作品であることは確かですが、ストーリーや演出などに課題があるため、全体的にはやや物足りない作品だったと感じます。
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