ジャンプが逃してしまった衝撃の大人気漫画5選

2021年10月25日アニメ・ゲーム・漫画

ジャンプが逃してしまった衝撃の大人気漫画5選

どの作品にも紆余曲折があって漫画本編だけではなく現実でもドラマがあるものなんですね。因みに私はこの動画で紹介されている作品を一つも読んだことがないので、どれかひとつでも読んでみようかしら。七つの大罪という作品が一番気になりました!

あなたはジャンプが逃してしまった大人気漫画というと何を思い浮かべますか?漫画雑誌として圧倒的な地位を誇っている週刊少年ジャンプ。ジャンプと言えば、新人漫画家が連載を目指すにあたってはじめに持ち込まれる週刊誌であることが多いと思います。

そこで編集者の目にとまれば、ジャンプで読み切り作品を描いたり、連載する流れになるわけですね。ですが、もちろんジャンプ以外の漫画雑誌に自分の作品を持ち込んだ結果、最終的に大人気漫画を生み出した人気漫画家も多数存在します。

そこで今回は、ジャンプが逃してしまった漫画家として、ネット上で度々話題になる作品を厳選してまとめました。

そこにはジャンプとの間でドラマがあった作品もあれば、直接他誌に持ち込まれた作品もありましたので、ぜひ最後までお楽しみください。

進撃の巨人

進撃の巨人

「進撃の巨人」は、諫山創(いさやま はじめ)先生による作品でアニメ化・実写映画化もされている大人気漫画です。「別冊少年マガジン」にて、2009年9月9日から連載を開始し、2021年4月9日に最終回を迎えて完結しました。

日本のみならず海外でも大人気で、21の国と地域で発売されており、累計発行部数は
世界で1億部を超えています。

巨人が支配する世界に生きる主人公のエレンや仲間たちは自由を求めて巨人と戦いましたが、実は巨人はもともと人間だったことなど、世界の秘密が次々と明かされると
多くの読者を驚かせました。

巨人が人間を食べるという常軌を逸した設定や、緻密な伏線が貼られたストーリー性の高さから完結した今も絶大な人気を誇っています。

そんな「進撃の巨人」ですが、実は最初ジャンプに持ち込んだものの、断られてしまいその後、拾ってくれたマガジンでの連載に至ったという経緯があるのです。

詳細を説明すると、諫山創先生が進撃の巨人の元となる読み切り作品をジャンプ編集部に持ち込んだところ、そこでの評価は散々でした。ストーリーの対象年齢が当時のジャンプより高めであることと、当時の画力が低かったことが原因だったとか。

たしかに進撃の巨人のダークな内容はジャンプには載せられなさそうですよね。諫山創はその当時の状況を自身のブログで

「ボロクソでした…しかし適切な指摘ですごく勉強になったし、見返したいって気持ちになりました」

と振り返っています。

しかし諫山創先生がその後、同じ作品を少年マガジンの編集部に持ち込んだところ、なんと同編集部開催の新人賞に入選したのです。画力の評価は低いものの、

「戦いの描写に凄まじい迫力があり、またドラマもしっかりしていて戦う男の心情が私達の心を打った!」

と絶賛されたとか。

その後、進撃の巨人は月1連載の別冊少年マガジンで連載が開始されると、世界的な大人気漫画となり、ジャンプは「大きな魚を逃した」と言われるようになってしまいました。

なお当時、諫山創先生が編集部に持ち込んだ進撃の巨人読み切り作品は一般公開されており、それをみた読者からの反応は様々。

というのも、たしかに当時の諫山創先生の画力は高いとは言えず「ジャンプの判断に納得」と、ジャンプを擁護する声があがった一方で「逆にマガジンがポテンシャルを見抜いたのが凄すぎた」と、マガジン編集部の有能さを称える声があがったのです。

諫山創先生は進撃の巨人が初連載の作品であり、持ち込んだ読み切り漫画は19歳の時に描いた作品だそうなので、拙い部分があったのは当然ともいえるでしょう。

ちなみに諫山創先生は自身のブログでジャンプ編集者に感謝しつつ「自分の描きたい物は対象年齢とか考えずにやりたかったんで、本当…好きに描かしてもらえるマガジンの雑誌でよかったって感じです」とつづっています。

もしジャンプで連載していたらと思うと、進撃の巨人のダークな世界観が変えられていた可能性が高いため結果的にマガジンで連載という流れはベストだったといえるのではないでしょうか。

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鋼の錬金術師

鋼の錬金術師

「鋼の錬金術師」は、荒川弘先生よる作品でアニメ化・実写化もされている全世界で大人気の漫画です。月刊少年ガンガンにて2001年8月から2010年7月まで約9年間連載されました。

シリーズ累計発行部数は8000万部を突破し、スクウェア・エニックス発行のコミックスとしては最高記録となっています。

錬金術師のエドワードと、鎧の体の弟アルフォンスが人体錬成という禁忌を侵したことで、失った肉体を取り戻すために賢者の石を探して旅をするというストーリーです。ファンタジーではあるものの、人の感情や世界観が非常に繊細に描かれており、一言では語ることのできない魅力が溢れる作品だといえるでしょう。

そんな鋼の錬金術師ですが荒川弘先生は初めからジャンプではなく、ガンガンに持込をして連載を開始したそうです。その理由は明確には語られていませんが、大きな理由は作風にあると言われています。

当時ジャンプでは、主人公成長系のバトル漫画が王道でした。それに対し鋼の錬金術師は、主従・親子・師弟・仲間などの人間関係や、ただの戦闘だけでは補いきれない復讐や戦争・民族問題などが話の軸になっているファンタジー系の漫画です。ジャンプによく見られるような王道バトル漫画ではなかったため、荒川弘先生はジャンプには持込まなかったのではないでしょうか。

また当時のジャンプであればかなり規制がかかりそうなグロテスク気味の表現も多かったので、その対象年齢などを考えてもジャンプ向きではなかったと言えます。

あとはジャンプは男性漫画家が描くゴリゴリのバトルものというイメージが強いため、荒川弘先生が女性の漫画家であることも関係しているのかもしれません。

最近では鬼滅の刃の作者はジャンプで大ヒットを飛ばした女性漫画家ではありますが、これはかなり珍しいパターンではないでしょうか。

ちなみにネット上では、かつて鋼の錬金術師はジャンプ編集に門前払いされたとの噂もありますが、真相は定かではありません。なおこの件に関するネット民の反応はというと、

鋼の錬金術師は全27巻と比較的短い期間で完結した作品ですが、ジャンプでは人気漫画は長期連載になることが多いため、もしジャンプで連載していたら引き伸ばされていたのかもと、いわれています。

作風も変えられていた可能性は高そうです。

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七つの大罪

七つの大罪

「七つの大罪」は鈴木央先生による作品で週刊少年マガジンにて、2011年の読み切り作品を経て2012年45号から2020年17号まで連載されました。累計発行部数は3700万部を突破しアニメ化もされている人気作品です。

本編は完結していますが2021年1月27日から週刊少年マガジンにおいて続編である「黙示録の四騎士」の連載が開始されました。

七人の大罪人から組織された伝説の騎士団「七つの大罪」の団長メリオダスを主人公として国を救うため、メリオダスを頼った王女エリザベスを中心に物語が描かれたファンタジー作品です。

個性豊かな騎士団のメンバーの戦いや、それぞれに隠された過去が明らかになっていきます。内容としてはジャンプ向きだといえる作品ですが、何故ジャンプでは連載されなかったのでしょうか。

実は七つの大罪を描いた鈴木央先生はかつて「ライジングインパクト」という作品でジャンプにて連載デビューをしていました。この作品には逸話があり、人気の低迷から一度打ち切りとなりましたがその後、読者の反響により連載復活。その後にまた打ち切りとなったため、伝説の打ち切り作品とされています。

ジャンプ史上、二回打ち切りとなった作品は「ライジングインパクト」だけなのです。

その後、鈴木央先生は少年サンデーで「ブリザードアクセル」、少年チャンピオンで「ちくはぐラバーズ」と多くの雑誌を渡り歩き、最終的に少年マガジンで七つの大罪を連載するに至りました。

30代にして4大少年誌をすべて制覇したという異色の経歴はファンの間でも有名な逸話となっています。この経歴を踏まえると、掲載誌がマガジンだったからこそ「七つの大罪」というヒット作品が生まれたのだと考えられそうです。

なおネット上では、鈴木央先生のジャンプから旅立った経歴がもとになって「バイバイジャンプ」という単語が作られました。

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弱虫ペダル

弱虫ペダル

「弱虫ペダル」は自転車競技を題材にした本格的なスポーツ漫画で、渡辺航先生による作品です。週刊少年チャンピオンにて2021年現在も連載中で累計発行部数は2500万部を突破しており、舞台化・アニメ化・実写映画化もされました。

努力や成長、友情といったものが描かれる王道少年漫画といえる作品ですが、なぜジャンプで連載されなかったのでしょうか。

実は作者の渡辺航先生は、15歳の時ジャンプの運営会社である集英社のホップ☆ステップ賞で応募作が佳作に選ばれています。渡辺航先生はジャンプっ子だったそうで非常に喜び、すぐにジャンプで連載出来ると思っていたとか。

しかしその後、読み切りは描かせてもらえたものの、他の若い作家さんがどんどんデビューしていく中、渡辺航先生は全然連載が取れなかったそうです。その当時のことを渡辺航先生はインタビューで、

「当時は担当者が悪いと思ったり、奇想天外なアイデアに走ったりしましたが、そんな物は小手先でしかない。後になって考えると答えはシンプル。ただの努力不足ですよ」

と振り返っています。

そしてついに渡辺航先生はジャンプから戦力外通告を受け編集の人に「青年誌を紹介するよ」と言われてしまいました。一度は諦めて漫画が描けなくなったそう。ですがその時もう一度自分自身と向き合い、「自分が心焦がしたのは少年漫画だからもう一度少年誌で描きたい」と思い、そこでジャンプではない他の少年誌で漫画を描くことに決めたそうです。

その結果生まれたのが、週刊少年チャンピオンで連載中の弱虫ペダルだったのでした。

ジャンプの厳しい洗礼があったからこそ「弱虫ペダル」という名作が誕生したのかもしれません。

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マギ

マギ

「マギ」は週刊少年サンデーにて2009年27号から2017年46号まで連載された大高忍先生による作品。中東をモチーフにした魔導冒険ファンタジーであり、累計発行部数は2500万部を突破、アニメ化もされている大人気の漫画です。

マギと呼ばれる魔法使いの少年アラジンが、旅の中で出会ったアリババら仲間と一緒にダンジョンの中にいる魔神を倒したり、世界を混乱に導く組織から民衆を救うために奔走したりする冒険ファンタジーでした。

マギの作者である大高忍先生は2004年に青年漫画誌ヤングガンガン創刊号より初の連載作品となる「すもももももも 地上最強のヨメ」を連載開始しており、こちらはアニメ化されるなどヒットを飛ばしています。

その後、2009年に夢だった少年漫画誌での連載を果たすべく「ヤングガンガン」から週刊少年サンデーへ移籍してマギの連載が開始されたそうです。

そのため最初からジャンプではなく、サンデーに持込まれた作品だったのと思われます。

因みに大高忍先生はマギ連載終了後マガジンにて「オリエント」の連載を開始されました。こうしてみるとジャンプが避けられてしまっているようにみえますが、大高忍先生が描くマギのファンタジーな世界観を踏まえると、サンデーの方が作風的に合っているのは間違いないといえるでしょう。

また「鋼の錬金術師」の荒川先生と同じく、大高忍先生は女性の漫画家さんなのでその辺もジャンプで連載していないことと関係しているのかもしれません。

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Posted by NEWS楽発キュレーション